3Dプリンターのニュース

2013-04-13

3Dプリンターの臨床、医学での用途がさらに広がりを見せています。

(今週のニュースから)

外科医にとって工業用3Dプリンターは手術台の強い味方になりつつある。積層造形(AM=Additive Manufacturing)と呼ばれるこの技術は長年、宝飾品や電子・自動車部品のプロトタイプ(試作品)作りに利用されてきた。だが、今やこれら工業用プリンターで、超薄層を1枚ずつ重ね、個別の肝臓やじん臓の模型を作製できるようになっている。

特に3Dプリンターによる恩恵が大いに期待できるのが医療分野だ。科学者たちが現在取り組んでいるのが、人体に直接接着や移植が可能な身体部位を作り出すために、胚幹細胞や生きたヒト組織をプリンターで再生する方法だ。

人工の身体部位をプリンターで作製できるようになるのはまだ何年も先の可能性が高いが、最先端の3Dプリンターはすでに手術の現場に変化をもたらし始めている。

ウォール・ストリート・ジャーナル

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